冬キャンプ
12/17に日置川のキャンプ場へキャンプに行ってきた。
前日雨だったため点々と水溜りが出来ていたが自分のスタイルには関係ない。
管理人さんに話を付け、一通り注意事項を聞いた後台風の影響で水道の調子が悪いとの事。元々調理スペースを利用する気は無かったのでその件も関係なかった。すぐ横に川が流れているのでそれを利用しない手はない。和歌山は水が綺麗なのだがら。
始めに川の水を沸かして珈琲を作った。ただのインスタント珈琲でも自然の中で作ると格別においしく感じる。自分はバーナーを持っていない、湯は焚火で沸かした。
これはただの自分のポリシーなんだが、せっかくのキャンプなのだから家でいつもやってるガスでの調理ではなく焚火の調整しにくい火で調理したいのだ。
薪は使うだろうから大量に持っていった。種類は大半が貝塚伊吹。他に欅 白樫 ユーカリの薪。焚きつけに杉のチップと松ぼっくりを持ってきた。チップは鉈の鞘を作った時に出たものだ。大体三分の二ほどの薪を使った。
昼から横にあった森林を探索した。どこを見ても万両が自生していて驚いた。天然の万両畑だったのだ。他にも高野槙。椿などがあったため、かつて人の家が建っていた場所かもしれない。その隣はスギ林になっていたが間伐をしていないのと台風にやられた為か倒れかかったスギがギシギシ音を立てていたため早急に立ち去った。
スギにつぶされるのはごめんだ。
夜は牛肉の肩ロースを吊るして焼いてみた。一度は試してみたい食い方だろう。とても旨かった。その後は寝るまで焚火をして静かに過ごした。この時間は一人の冬キャンプの醍醐味だろう。静かに火の前で色々振り返ることが出来る。
とても充実した時間だった。また来よう。